#001 "2 in 1"2017-01-17

 
"2 in 1"  とジャンルは、
(1)タブレットとしても、(2)ノートPCとしても使える、ということで、
(2)の場合には、おおむね、純粋なノートPC等用の
スタイルで使えるのが理想とされている。
つまりは、ディスプレイの対応した筐体の幅と、
キーボード部分のボディの幅は一致しているのが条件になる。

で、仮に私のように、タブレットは10インチが理想、
なおかつ、キーボードは、ごく標準的な縦横19.0mmピッチが理想
ということになると、
ここには、前世紀のモバイルノートの時代以来の
物理的矛盾に突き当たることになってしまう。

長年のモバイルPCユーザーの人たちなら、
ご存じの通り、
前世紀、モバイル・ノートPCの
ほぼ定番とされていた10インチ・ディスプレイのPCの課題は、
そのキーボード・ピッチをできる限り
標準とされる19.0mm に近づけることだった。

基本的には、10インチのディスプレイに対応する
筐体の幅は、おおむね、250mm 前後、
それに対して、横向き19.0mmピッチのキーボードには、
どうしても280mm以上の幅が必要となるからだ。

だから、10インチのディスプレイの疎いるPCは、
どうがんばっても、ほとんどが18.0mm程度の
キーピッチでの妥協という状態になった。

モバイルPCを代表するブランドのひとつ
IBM ThinkPad の世紀末のモデル ThinkPad 240 は、
その典型だったし、
次の ThinkPad s30 は、ベースとなる筐体から、
いわゆる「耳」のように左右に数mmはみ出した
キーボードを取り付けることで、
18.25mmというキーピッチを確保していた。

それは、なんらかの国際的な規格で、
「フル・サイズ・キーボード」と自称できる
最低のピッチだっというから、
まさに、苦肉の策の工夫だった。

モバイルの定番が一回り大きな12インチに以降することで、
Xシリーズは、なんとか、18.5mmのピッチを確保、
そして、その12インチクラスもワイド型への流行が移ることで、
それに対応した筐体に合わせ、
やっと 19.0mm のピッチが可能になったと言える。
そのXシリーズの筐体幅が約305mmになる。

だから、19.0mmのキーピッチの "2 in 1"  の
タブレット部分は、最低12インチサイズである必要がある、
といってもおおむねでたらめではないだろう。